どうも、しゅんすけです!
先日、ネットニュースを見ていたら将棋の藤井聡太8段は50万円もする自作PCを持っていると話題になっていました。
藤井8段は、中学生の時にプロ入りし高校生で連勝記録を作るほどの棋士です。
“なんでこんなに強いんだ?“
と、ふと思い考えてみると藤井8段は
「テクノロジーの力」
を上手く使っている事が分かりました。
テクノロジーと聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、要するにパソコンを使って将棋を研究し尽くしているのが強さの秘訣です。
これは成長の本質的な部分についてのすごく重要な考え方になってくるので、その事について今回は書いていきます。
人間が絶対に勝てないテクノロジーの力

藤井8段が50万円のパソコンを買ったのは、将棋のシュミレーションをする為です。
シュミレーション自体はそれほど珍しいモノではなく、色々な棋士がやってはいましたが藤井8段は超ハイスペックパソコンを使って練習試合の精度をものすごく高めました。
つまり、パソコンを使って「名人級の棋士」と何度でも対局が出来るという事です。
パソコンを使うことによって効率良くプロ・またはプロ以上の達人と対局が出来るので、1日に10回や20回プロと戦える様なモノです。
すると、“経験値”の量がケタ違いになります。
毎回アポを取って対局しなければならない人と比べると成長のスピードが段違いです。
同じような例で言うと、日本の小説が原作の、
オール・ユー・ニード・イズ・キル
というハリウッド映画があります。

この映画は、軍人が戦争で死んでしまっても生まれ変わって生き返れることが出来る能力を身に着けて世界を救うという映画ですが、
将棋のシュミレーションを何度も出来るのは、オール・ユー・ニード・イズ・キルの
“何度死んで(負けて)もリセットし続けて成長できる構造“
と同じだと思います。

「過集中」を使いこなすのが成長の秘訣

少し話がそれましたが、要するに短期間でたくさんテストが出来るのは急激に成長をする為の秘訣です。
例えば…

人前でプレゼンするのが苦手…
という人でも、100回プレゼンをこなせば大抵喋れるようになります。
でも100回も人前でプレゼンする場を作るのは難しいと思うので、そこでテクノロジーを使えないかどうかを考えてみます。
VRのヘッドセットを買って装着して、ステージに上がった時の様な臨場感を体験できるソフトなどがあればプレゼンの上達速度を劇的に上げることが出来ます。
他には、YouTubeに動画をアップロードするのも1つの手です。
フリートークが苦手と言う人でも動画を何本も投稿している内に、アドリブでの喋りがドンドン上達していきます。
ちなみにフリートークや何かに集中している時は「過集中」と言って、集中力がMAXまで研ぎ澄まされている状態になります。
アドリブで何かを話すという事は、次から次へとアイデアを出さなければいけないので頭が急速に回転しています。
そして、この「過集中」の状態を繰り返していると、集中力の基準が上がっていき思考力がグングン伸びていきます。
少し自慢っぽくなってしまいますが、教え子さんなどと一緒に作業をしている時に「しゅんすけさんは集中力が凄い」と言ってもらったりします。
ひたすら黙々と作業をしたり、本を読み始めたら終わるまで閉じないのです。
でも僕の集中力・思考力は全て後天的に身に付けたモノです。
小さい頃は注意力散漫なわんぱく坊主でしたし、何をしても続いたためしがなかった人間でしたが「過集中」を繰り返す事で後天的に集中力・思考力が上がったんだと思います。
実はテストし放題なWebマーケティング

最近は色々なビジネスモデルを研究する中で、Webマーケティングの世界をより客観的に見る事が出来る様になってきました。
そしてWebマーケティングの魅力は”PDCAサイクルの速さ“にあると僕は思います。
何かを試す→データを取る→改善
この工程を1日単位で繰り返せるスピード感がWebマーケティングの素晴らしいところです。
例えばこれが医薬品を販売するとなった場合、開発にかかる時間や工場と交渉をする時間・認可を取る時間などがあり、1つの商品をテストするのに最低でも3年はかかると言われています。
3年かけて準備をしてたくさんのお金と時間を使ったのに、上手くいかなかったらもう一回最初からやり直しです。
リスクが大きい分やる人が少ないので、成功すればライバル不在で儲かりはしますが最初からこういったビジネスをやるのはハードルがめちゃくちゃ高いです。
それに比べてWebマーケティングでは、検証をしてデータが取れるまで”最短1日“です。
パパっとページを作って集客をしちゃえばすぐにデータが取れます。
なので1週間もあれば十分なデータが取れます。
あとはデータを改善しながら少しずつクオリティを高めていけば、儲かる資産を作る事だって可能になります。
テクノロジーと自己成長

藤井8段のようにテクノロジーの力を目いっぱい使えるようになると、正直他のライバルなんて相手にならないほど強くなります。
今の時代はスポーツにだってテクノロジーの力が使われています。
野球やサッカーの試合でもシュミレーションが使われていますし、そのうちプロのスポーツ選手はテクノロジーを使いこなすことが必須条件になってくるかと。
僕はMMA(総合格闘技)の試合を数試合して全て勝っていますが、ある意味ではテクノロジーを使ったから勝てていたのかもしれません。
と入ってもそんなに大したモノではなく、Youtubeでプロの動きを研究して徹底的に真似をしただけです。
第一線で活躍しているプロの動きを100回でも200回でも好きなだけ見る事が出来るので、ひと昔前のようにわざわざ会いに行って直接見て技を盗む必要がなくなったのです。
そのおかげで急激に成長する事が出来ました。
“テクノロジー”と聞くととても難しそうに感じますが、
「インターネットで調べる」
というのも立派なテクノロジーの1つです。
例えば、分からない単語に出会った時は検索エンジンで調べると思いますが、昔のやり方にこだわって「辞書しか使わん」みたいなことを言っていると成長スピードは亀の歩みです。
その時間差の積み重ねが1年経つと、もう絶対に追いつけない程の差を生みます。
最近のオススメ勉強方は”音声学習“です。
この人良いなと思った人の音声を聞いて、さらにそれを2倍速で何度も聞けばもの凄い速さで知識が身に付きます。
そもそも、”2倍速で音声が聞ける”というのもテクノロジーの1つです。
通常の速度で聞く人の2倍は早く成長できるんです。
僕は総額1,000万円以上は情報に投資していますが、
<音声学習>×<投資>×<2倍速>
というテクノロジーを駆使したので、ただの凡人から一気に急成長出来たと思っています。
正に高速道路の乗っているイメージです。
他のその他大勢はした道でゆっくり歩いたり走ったりしている間に、僕は高速料金を支払って突っ走っている様な感じです。
どうせ勝てないなら使いこなせ

人間はどうあがいてもテクノロジーには勝てません。
例えばYouTubeの動画にしても、動画が1万回再生されたという事は1万人に影響を与えたという事です。
同じことをテクノロジーなしでやろうとすると、同じ話を1万回繰り返して見せなければいけないというわけです。
単純に労力としては1万倍の差があります。
この1万倍の差は、どうあがいても埋める事は出来ないんです。
そういった”人間が絶対に勝てないモノ”を知っているので、僕はテクノロジーを使いこなそうと思いました。
とは言ってもそんな難しいモノでは無くて、スマホとパソコンを使いこなすくらいでいいのです。
自分でスマホやパソコンを開発したわけではないですが、歴史の立役者たちが膨大な時間と数兆円のお金をかけて開発をしてくれたので、テクノロジーを使えるという事はラッキーな事なんです。
あとはよく、
「プログラミングは勉強したんですか?」
ってよく聞かれますが、全く勉強もしてないし出来もしません。
だから、テクノロジーを開発するのではなく、”既にあるテクノロジーを上手に使う”くらいの認識でも十分に成長はする事が出来ます。
今の時代はおじいちゃん・おばあちゃんでもスマホを使って孫とZOOMで話をする様な時代です。
使えるモノは何でも使って、ガンガン成長していきましょう。
ではまた。
あ、あとこの映画はめちゃくちゃ面白いので是非見てみてくださいね^^